Summary of questionnaires on leprosy in Yokohama City area and university hospitals

2004 
今回、ハンセン病の外来診療に対する医療機関の意識を知るために、一般医療機関(横浜市医師会員)および大学病院診療科でのハンセン病診療の実態をアンケートで検討した。横浜市医師会のアンケートでは、回復者がクリニックを受診する場合、医師は「ハンセン病」を診療するための知識に乏しく、他院へ紹介することが多く、地域に根ざしたハンセン病医療はなかなか根付かないのが実情で、クリニックの医師にはハンセン病に対する医療面、社会面についての教育、啓発が必要と考えられた。一方、大学病院では、クリニックに比べると診療経験が多く、特に皮膚科で多かった。また、外来診療、入院診療に対しても積極的であった。また、ハンセン病の診断については、知識が不十分である場合でも、種々の方法で情報を入手し、治療をする意欲も窺えた。従って、ハンセン病に関する啓発や、知識・情報の入手法などを広報し、さらに診療の援助・相談のサポートも必要と考えられた。
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