Thoracoscopic surgery for three cases of dumbbell type neurogenic tumor

2000 
異なる進展形式を有するdumbbell型腫瘍3例の胸腔鏡下手術を報告した.症例1は62歳女性でEden III型, 症例2は40歳男性でEden IV型, 症例3は12歳女性でEden II型であった.症例1, 3は整形外科による後方経路からの脊柱管内腫瘍の切除を先行した後, 胸腔鏡下に残存腫瘍を摘出した.症例2は胸腔鏡下手術のみで摘出した.症例3は術後に髄液漏を合併した.病理はすべて良性の神経鞘腫であった.Dumbbell型腫瘍においてEdenI型は胸腔鏡手術が困難で, IV型は胸腔鏡のみでも施行可能である.II, III型はまず整形外科や脳神経外科による脊柱管内操作を優先し, 神経損傷の危険を回避した後, 胸腔鏡下に椎間孔を開放するように残存腫瘍を完全切除することが望ましい.しかしながら, 特にII型は硬膜を切開するため, 術後の髄液漏に注意を要する.
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