破裂前交通動脈瘤の術後精神症状とfollow up CT

1985 
破裂前交通動脈瘤の直達手術後精神症状を呈した26例の急性期並びに慢性期のCT所見を分析し次の結論を得た. (1) クモ膜下出血急性期にCT上, クモ膜下腔のhigh densityが広範でかつ対称性に認められた症例では, 慢性期に精神症状の重篤例が多かった.特に急性期にCT上, クモ膜下腔のみでなく脳内並びに脳室内にhigh densityを認めた症例では, 慢性期に精神症状の重篤例が多く認められた. (2) 慢性期にCTでlow density areaが比較的大きい例で, かつ前頭葉に, low density areaの認められた症例の精神症状は重篤であった.
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