A case of medullary and follicular carcinomas simultaneously developed in the thyroid.

1988 
穿刺吸引細胞診にて診断された51歳女性の甲状腺左葉に同時発生した髄様癌, 濾胞癌の症例を報告した. 患者は前頸部腫瘤を主訴として来院甲状腺左葉が腫大し, 大小の2つの結節が認められ, それぞれ穿刺吸引細胞診が施行され, パパニコロウ染色で前者は紡錘形ないし類円形核を有し, 粗顆粒状のクロマチンパターンを示す髄様癌と診断され, 後者は軽度の異型を示し, 時に核膜の陥凹を示す濾胞癌と診断された. 前者の腫瘍細胞は, Grirnelius染色陽性であった. これらの所見は甲状腺摘出後の組織学的検索で確認された.
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