Fast atom bombardment mass spectral analysis of thioimidate-ester salts.

1992 
チオイミデートエステル塩の高速原子衝撃質量分析(FABMS)について検討した.チオアミド類又はチオ尿素誘導体と臭化アルキルの加熱反応から得た種々のチオイミデートエステル塩を対象に測定を行ったところ,いずれの化合物からも分子カチオンが明りょうに観測され,ほとんどの場合で基準ピークとして認められた.又,基本的なフラグメンテーションの進行は,プロトン化チオアミド型イオンの生成に続き,同イオンのチオカルボニル炭素-窒素結合の開裂に至る経路と思われ,その進行とチオイミデートエステル塩の構造との関連性も確認された.更に,いずれの化合物からも良好なマススペクトルが容易に得られ,これらの知見からチオイミデートエステル塩の研究におけるFABMSの有用性が確認された.
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