Detection of Antibodies against Pathogens and Measurement of Serum Components of Chickens which Laying was Paused by Forced Molting

1991 
産卵鶏に強制的に換羽を誘起させ,産卵を停止している期間及び産卵再開後の血清性状について検討した。1) 病原微生物に対する抗体価,ワクチン接種で賦与された抗体価には換羽による影響が認められなかった。また,抗体陽性鶏の検出率にも影響がなかった。2) 換羽して産卵を停止すると,血清中の総蛋白質,アルブミン,血液尿素窒素,ビリルビン,無機燐の量は産卵を継続している状態に比べて有意に低下した。ヘモグロビン,ブドウ糖及びコレステロールについては影響が認められなかった。3) 換羽し産卵を停止している鶏の血清中のアルカリ性フォスファターゼとグルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミラーゼの活性値は産卵継続中より高くなり,亜鉛混濁度は低下したが,グルタミン酸ピルビン酸トランスアミラーゼの活性値には影響がなかった。4) 産卵の停止によって変動のみられた上記血清成分量と酵素活性値は産卵クラッチにより影響されていることが示唆された。
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