NAF 併用化学療法(Nedaplatin+Adriamycin+5-Fluorouracil)が著効した原発不明頸部リンパ節扁平上皮癌の1例

2005 
右頸部腫瘍を主訴とする54歳,男性。原発不明の頸部リンパ節転移と診断された扁平上皮癌。腫瘍は総頸動脈を巻き込んでいたため手術による根治が困難であり,NAF 併用化学療法(nedaplatin+adriamycin+5-fluorouracil:NAF)を3コース施行した。奏効度はPR(約86%の縮小率)であった。放射線療法を追加しCR を得,現在も1年間CR を継続している。NAF は原発不明頸部リンパ節扁平上皮癌の治療選択の一つとして有効と考えられた。
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