【専門医に求められる最新の知識】 脳血管障害 フルオレセインによる蛍光脳血管撮影

2015 
開頭手術中の予期せぬ虚血合併症を回避するためには,各種のモニタリングの併用が重要となる.そうしたモニタリングのひとつとして,蛍光脳血管撮影(FCAG)が施行され,その有用性が報告されている.蛍光色素には,インドシアニン・グリーン(ICG)とフルオレセインNa(fluorescein)が使用されているが,それぞれ長所と限界とがあり,それを理解して使用することが求められる.本稿では,fluorescein-FCAGの原理と実際の手技を概説し,臨床症例を呈示する.
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