Proposal of Small-SNS Model and Activation Simulation

2008 
あらまし 近年,SNS(Social Networking Service)の拡大は社会現象となっており,社会全体に大きな影響 を及ぼしている.また,学内 SNS,企業内 SNS,地域別 SNS など,対象とするユーザを限定した小規模 SNS も数多く登場している.このような小規模 SNS が,インターネット上でのコミュニケーションの基盤を形成し ていく上で重要な存在であると考えられる.しかし,このような SNS の多くは有効に活用されていないのが現 状である.そこで本研究では,小規模 SNS が有効活用されるための条件を明らかにすることを目的とし,SNS コミュニケーションモデルを提案した.本提案モデルを名古屋大学で実際に運用されている SNS である,ACS と比較し,提案モデルの妥当性を確認した.次に,提案モデルを用いて SNS 利用率を増加させるために有効な 手法を明らかにするシミュレーションを行った.その結果,SNS の利用率を増加させるためには,既存のユーザ に SNS へのログインを促す方が,新しいユーザを獲得するよりも効果的であることが明らかになった. キーワード マルチエージェントモデル,SNS,社会ネットワーク,ACS
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