胃癌術後吻合部再発に対するS-1+CDDP 療法の長期継続により良好な局所コントロールが得られた1 例

2007 
症例は55 歳,女性。4 型胃癌に対して根治切除術が施行された。術後4 年目の上部消化管内視鏡検査で吻合部再発が認められたため,S-1 + CDDP 療法が開始された。薬剤投与中の有害事象は,grade 2 の白血球減少,grade 3 の食欲低下であり,S-1,CDDP の減量と在宅中心静脈栄養を併用し,薬剤投与継続を可能とした。再発後3 年経過した現在,その他の遠隔転移は認めず,良好な局所コントロールが維持されている。
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