Studies on the Lactic Acid Bacteria Employed for Beverage Production Part III

1965 
L. acidophilus Shirota株, L. acidophilus 3532, L. acidophilus 1043, L. acidophilus R 26, L. thermophilus 3863の5株につきビタミン,アミノ酸,核酸塩基に対する要求性を検討し,かなりの類似性があることを認めたが,アミノ酸及び有機塩基に対する要求性は,菌株により少しずつ異なっていた. L. acidophilus R 26を除く4株は,等しく11種のアミノ酸を要求するほか,シスチン,スレオニン,ヒスチジン等の添加によって生育の促進が見られるものがあった.スレオニンの効果はグリシンにより置換された.またこれらの4株はウラシル及びプリン塩基を要求した. L. acidophilus R 26はこれら4株とやや性質が異なり, 11種のアミノ酸のほかに,ヒスチジン,プロリン,スレオニンを要求し,また上記塩基に加えてデオキシリボシドの1種を要求した.これらの菌株のそれぞれの要求性を満す最少培地を作製して,生育及び酸生成をしらべたところ完全培地に比肩しうる結果を得た.
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