糖尿病における動脈硬化症予防のためのトータルケア-Japan Diabetes Complications Study (JDCS) の中間結果より-

2004 
Japan Diabetes Complications Study(JDCS)は,日本全国の2型糖尿病患者2,000 名余りを追跡している大規模臨床研究である.その中間結果によると,動脈硬化合併症の発症率は12.8/1,000 人年で,非糖尿病者の約3倍であった.有意な危険因子としては性別,年齢のほか,HbA1C,HDL コレステロール,LDL コレステロール,収縮期血圧などが明らかになり,その予防には血糖コントロールとともに脂質や血圧のコントロールも重要であることが判明した.
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