XI. Keto, Enol Tautomerism of Azo Pigments Derived from Naphthol AS Series

1967 
ナフトールA S 系アゾ顔料は高い耐光性と耐薬品性のために重要である。そこでこの種顔料約80種を合成し, そのケト- エノール互変異性について研究した。得られた結果はつぎのとおりであった。1)ナフトールAS系アゾ顔料のケト-エノール互変異性は他の「β-ナフトール型」の顔料の互変異性に類似している。2)一般にこれらの顔料の“ケト型%”の値は比較的高かった(70~100%)。3)カップリング成分,ジアゾ成分の両方の置換基の影響は一般に小さい。4)カップリング反応後カップリング浴を加熱しても,顔料の“ケト型%”の値は変化しない。
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