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A CASE OF MAMMARY SARCOID LESION

2003 
症例は65歳,女性.右乳房腫瘤を自覚し当科を受診した.右乳房外上部領域に1.0cm大の表面不整, slight dimpleを伴う硬い腫瘤を触知した.マンモグラフィーでは近傍に石灰化を伴う1.3×1.3cmの淡い腫瘤陰影を認めた.穿刺吸引細胞診では配列パターンの乱れを伴う異型細胞の集塊を認めた.以上の結果より乳腺悪性腫瘍を疑い, 1989年10月右乳房部分切除および腋窩リンパ節郭清を施行した.病理組織学的には非乾酪性壊死を伴う類上皮細胞肉芽腫で,乳腺サルコイドーシスと診断された.術後12年経過の現在,局所再発および他臓器における病変の発症を認めてない.乳腺に単独で発症したサルコイド病変は極めて稀であり,若干の文献的考察を加えて報告する.
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