治療計画方法、治療計画装置、治療計画プログラムおよび生物学的効果比算出方法

2010 
【課題】短い時間で改良MKM(マイクロドシメトリックキネティックモデル)を適用した治療計画を導出することのできる治療計画方法を提供する。 【解決手段】MKMを重粒子線用に改良した改良MKMを用いて、吸収された放射線のエネルギーを示す吸収線量と、放射線の生体に対する作用の程度を示す生物学的効果比と、の積で表される臨床線量を算出し、当該臨床線量を用いて3次元スポットスキャニング法における治療計画を導出する治療計画方法であって、着目する位置に影響する複数のペンシルビームによって与えられる飽和補正線量平均比エネルギーの線量加重平均値を算出する加重平均値算出ステップS5と、算出した前記飽和補正線量平均比エネルギーの線量加重平均値から前記生物学的効果比を算出する生物学的効果比算出ステップS6と、算出した前記生物学的効果比に基づいて前記臨床線量を算出する臨床線量算出ステップS7と、を含む。
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