The effect on the rate and amount of removal of various substances by changes in dialysis flow, dialysis time and blood flow

1996 
維持血液透析患者に, 透析液流量 (QD), 透析時間, 血流量 (QB) を変更し, その際小分子量物質として尿素窒素 (UN), クレアチニン (Cr), 尿酸 (UA), 無機リン (iP), 中分子量物質としてピーク2a, 低分子量蛋白としてβ2-MGの除去率, 除去量の比較検討を行った. また, QBを変更した時のUreaのKT/V, TACBUNを測定し比較検討した.結果は, (1) QDを500ml/minと400ml/min, (2) 透析時間を4時間と5時間で透析したときの各小分子量物質, ピーク2aおよびβ2-MGの除去率では有意差は認められなかったが, 除去量ではUN, Cr, UA, iP, ピーク2a, β2-MGそれぞれに有意な差が認められた. (3) KT/V, TACBUNは目標値とされている範囲内での変動であり, 除去率と同様KT/V値のみを指標とすることは慎重でなければならないと思われた. 今回の成績から, 透析条件としてQDは400ml/minよりは500ml/minが, 透析時間は4時間よりは5時間が望ましいと考えられた.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    2
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []