化石燃料ガス化・利用設備の制御方法、その制御装置、及び制御装置の一部を構成する先行指令値発生装置

1999 
(57)【要約】 【課題】 プラント時定数の大きい既設の設備に対する 既設の制御装置の制御性能を高める。 【解決手段】 既設の制御装置11は、目標負荷指令L tに応じて、石炭ガス化複合発電設備10のガス化剤供 給量を制御するための操作基準量Xbを求める。先行指 令値発生装置21は、既設の制御装置11を模擬して、 目標負荷指令Ltに応じたテスト操作量Xmを出力する 制御モデル22と、設備10の動特性を模擬して、テス ト操作量Xmに応じた石炭ガスの発熱量Qm(t)を出力 する設備モデル40と、目標発熱量Qt(t)と予測発熱 量Qm(t)との偏差ΔQ(t)に応じた先行指令値Zを出力 する先行指令値出力器30とを有している。先行指令値 出力器30から出力された先行指令値Zは、既設の制御 装置11の加算器17で、操作基準量Xbと加算され、 操作量Xとして設備10に出力される。
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