Introduction of Total Tail Handling System for Paper Machine

2010 
近年,通紙システムは,抄紙機の高速化に伴いウェットパートからリールまでの全ての場所における対応が問われると同時に,確実な通紙が要求されている。また,通紙時間を短縮することは,製品ロスを減らすことに直結し抄紙機の効率化に寄与できる。簡単な操作で誰もが確実に通紙を行なえるようになれば,省力化(究極的にはこの意味での省人化)につながる。さらに,これらの要求に応えることは,オペレータが通紙テールに触れる機会をできるだけ減らすことになり,安全に直結する。弊社は,抄造品種,操業条件,マシンアレンジメント等を考慮した,抄紙機の各パートにおいて要求される様々なアプリケーションに対応する通紙機器を有しており,最適な通紙機器の選択およびアレンジを提供できる通紙エンジニアリングを有している。弊社が日本の製紙業界において長年にわたり蓄積してきたプロセスノウハウと熟練技量,および弊社米国提携先Paperchine社が旧ベロイト社技術を継続発展させたものとの融合である,ウェットからリールまでの通紙エンジニアリングを紹介する。
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