THE USEFULNESS OF OUR CLINICAL PATHWAY FOR ADJUVANT CHEMOTHERAPY FOR PATIENTS WITH GASTRIC CANCER USED IN OUR HEALTH CARE NETWORK BASIS
2009
胃癌術後補助化学療法(S-1)を病診連携で行うために連携パスを作成した.パスの特徴は安全かつ適切に化学療法を行うために有害事象を有害事象共通用語規準(CTCAE v3.0)に準じて記載し,その程度により休薬,延期,中止できるようにした.また,2コースまでは当院通院とし,3コース以降に連携パスを用いて診療所での治療を行うことにした.連携による治療が行えたのは22例中15例(62.8%)であった.Grade 3以上の有害事象による治療中止は2例(13.3%)で,Grade 3の下痢とGrade 4の好中球減少により入院を必要とした.連携中に診療所で生じた問題は血液毒性による休薬後の再開時期,輸血の可否,下痢の治療などであった.その他,連携中に大きな問題は認めなかった.連携パスを用いることで有害事象を的確に把握し適切な処置を行うことが可能となり,病診連携でも安全かつ適切に術後化学療法の継続が可能であった.
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