光路偏向素子、光路偏向装置、画像表示装置及び光路偏向素子の駆動方法

2002 
(57)【要約】 【課題】 偏向方向の切換えに加えて、偏向対象となる 有効領域全域に亘って偏向用の電界を均一に形成できる ようにする。 【解決手段】 液晶層の有効領域11を取り囲むように 相対向する位置に2組の電極群12,12′、13,1 3′を配設しておき、目的とする偏向方向に応じて選択 的に一方の組の電極群に電圧V1を印加して偏向用の電 界を作用させることで、偏向方向が直交する2方向に切 換えられる。また、各電極群12,12′,13,1 3′を複数の分割電極からなる分割構造とし、偏向時 に、他方の組の電極群(例えば、13,13′)に関し ては、個々の分割電極に対して段階的に電圧値が変化す る電圧V1〜0を印加し、当該他方の組の電極群(例え ば、13,13′)により強制的に偏向用の電界方向の 電位勾配を持たせることで、一方の組の電極群(例え ば、12,12′)により形成される偏向用の電界が他 方の組の電極群により乱れず、均一となる。
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