A CASE OF LYMPHOEPITHELIAL CARCINOMA OF MINOR SALIVARY GLAND ASSOCIATED WITH EPSTEIN-BARR VIRUS

2004 
Lymphoepithelial carcinomaは唾液腺腫瘍の中で極めてまれな疾患である。その中でも小唾液腺から発生した症例の報告はわれわれが渉猟しえた範囲では1例のみであった。近年, 同疾患とEBVとの関連性が報告され, 本症例においてもin situ hybridization法においてEBER (EBV-encoded small RNAs) 陽性, また免疫組織学的染色法においてEBVのLMP-1 (latent membrane protein) 陽性であった。さらに血清学的検査において, 抗VCA IgG (FA), 抗EVNA (FA) で高値を示し, EBV感染を認めた。以上より, 本症例はEBV関連lymphoepithelial carcinomaと診断された。初回治療は手術療法を行い, 後療法として放射線療法を選択したが患者は希望せず, 現在経過観察中である。
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