高齢者におけるクエン酸ガリウム (67Ga) シンチグラフィの剖検対比による臨床的評価

1987 
ガリウムシンチグラム106症例につき剖検との比較検討を行った。その結果, 全体の陽性率は57%とやや低い値を示した。最も症例の多い肺がんでは, 扁平上皮がんの陽性率が最も高く, 逆に腺がんでは最も低い陽性率を示した。腺がんの組織型の亜分類と陽性率の間には明らかな関連性を認めなかった。腺がんのうち陽性を示した症例では腺がん周辺部に線維化の強い傾向, また豊富なリンパ球の浸潤および血管系の存在が見られた。
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []