A CASE OF MULTICENTRIC BREAST CANCER DIAGNOSED BY MRI-GUIDED BIOPSY

2008 
マンモグラフィと超音波で描出できないMRI病変(MRI-detected lesion)に対してMRIガイド下生検が施行され,多発乳癌の診断のため術式が乳房温存術から乳房全摘術へ変更になった浸潤性乳管癌の1例を報告する.症例は52歳,女性で検診マンモグラフィにて石灰化を指摘された.右BD領域に低エコー域を示し,超音波ガイド下生検にて硬癌と診断された.術前のMRIでは右AB領域に8.8mm大の不整形腫瘤を認め,要生検と診断された.同部位に対して再度超音波を施行したが明らかな異常を指摘できず,MRIガイド下マンモトーム生検を施行し,硬癌と診断された.MRIガイド下生検前では乳房温存術の予定であったが,異なる区域に多発癌が存在すると考えられ乳房全摘術が施行された.術前MRIにて悪性を疑うMRI-detected lesionが認められた場合,MRIガイド下生検は有用な生検手段であると考えられた.
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