高Ca尿症を合併し尿路結石を反復した偽性低アルドステロン症II型 (Gordon症候群) の1症例
1997
高Ca尿症を合併し尿路結石を反復した偽性低アルドステロン症II型の1例を経験した。症例は14歳女性。5歳,14歳時に尿路結石をきたした。平成7年7月高血圧,高K血症,高Cl性代謝性アシドーシスを指摘され,精査により,本症と診断された。また高Ca尿症を合併しており,尿路結石との関連が疑われた。サイアザイド系利尿剤投与により,代謝性アシドーシス,高K血症は改善した。高Ca尿症と反復した尿路結石を合併した症例は過去に報告がなく貴重な症例と考えられるので報告する。
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