INTEGRATED PLANNIGNG SUPPORT SYSTEM OF ORGANIC MATTERS RECYCLING INFRASTRUCTURE IN MUKO RIVER BASIN

2003 
自然共生型の流域管理を行っていく上で, 物質循環を制御することは重要な意味を持つ. 本研究では循環制御の対象として有機物資源を取り上げ, 武庫川流域圏をケーススタディの対象として有機物資源リサイクルシステムの構築を支援する方法を提案した. 具体的には地域特性に適合する有機物資源再資源化技術の指標として量的指標, 質的指標, 需給指標の3つをあげ, それらの指標から示される資源循環区に対して再資源化技術を導入することによる二酸化炭素排出量の削減効果を評価した.それによると, 適合度分析により示される流域リサイクルシステムは, 対象区域全域に画一的な単一の再資源化技術を導入した場合よりも環境影響が少ないことが示された. これにより流域管理において, 地域特性を見た上で再資源化施策を決定するプロセスを試行的に構築することができた.
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