尿クレアチニン排泄量による女子学生のlean body mass算定法の検討

1985 
1) 女子大学生125名を対象として, 肉・魚摂取量を100g/日以下とした3日間の尿クレアチニン排泄量を測定し, 体密度, 全身カリウム量から算出したLBMとの関係を検討した。2) 体密度と全身カリウム量の両者を測定した82例について, それぞれ算出されたLBMを比較すると, 相関は高いものの, 体密度より算出したLBMのほうがやや低値であった (p<0.01)。3) 尿クレアチニン排泄量と, 体密度, 全身カリウム量より算出したLBMの間にはそれぞれ高い相関がみられ, 得られた回帰直線式は大差のないものであつた。4) 本研究で得られた尿クレアチニン量よりLBMを算出する回帰式を, これまで米国人を対象として得られた式と比較したところ, 有意に異なると判定された。
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []