A CASE OF ADENOCARCINOMA ARISING AT AN ILEOSTOMY SITE AFTER COLECTOMY FOR FAMILIAL ADENOMATOUS POLYPOSIS

2009 
症例は76歳,女性.家族性大腸腺腫症により大腸全摘術をうけ,35年後に回腸人工肛門部に癌化を認めた.その5年後に高度の電解質異常による全身倦怠感で入院した.人工肛門部に結節性の巨大な腫瘍を認めたが全身転移はなく,これを切除し,術後は良好な経過をたどった.大腸全摘術後の回腸人工肛門部癌の報告は稀で,その発生機序ははっきりしていないが,原疾患に関わらず長期の人工肛門それ自体が癌発生のリスク因子であると考えられる.
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