A RESECTED CASE OF REPEATED METACHRONOUS PERITONEAL METASTASES FROM TRANSVERSE COLON CANCER

2011 
症例は56歳,女性.2004年8月,横行結腸癌の両側卵巣転移に対して横行結腸癌切除術(D3郭清),大網切除,広汎子宮全摘,両側卵巣切除を施行した.組織学的にはsi(大網),n3,ly1,v2,m1(両側卵巣),stageIVであった.術後2年7カ月,PET-CTでダグラス窩に転移を認め切除した.その後,1年4カ月間に2度の腹膜再発をきたしその都度局所切除を施行した.切除した転移巣は病理組織学的にすべて横行結腸癌の転移であった.転移発見時には毎回CEAの上昇を認め,切除後には正常化していた.初回手術から6年2カ月,最終手術から2年2カ月,無再発生存中である.今回われわれは,4年間に3度の異時性腹膜転移をきたし切除した横行結腸癌の1例を経験した.癌の再発形式を考える上で非常に興味深い症例を経験したので報告する.
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