A Modeling and Rendering Method of Human Bodies for Displaying a Work-Space in Remote Collaborative Mixed-Reality Environment ∗

2011 
b) E-mail: ohta@iit.tsukuba.ac.jp * 本論文はシステム開発論文である. 現実 (VR) 型の遠隔協調作業システムと異なるのは, 複合現実感を用いて空間を提示することにより,コン ピュータで合成した仮想物体や,遠隔地のユーザや実 物体などの仮想化物体を実物体と同じように観察・操 作可能なことと,それらに対して身体を用いたインタ ラクションが可能であるという点である. 南谷らは,この特徴を生かした遠隔協調型MRの題 材として卓上作業に注目し,その一例として遠隔地間 でオセロ対戦を行うシステムを実装し,有効性を示し ている [3].しかし,二次元世界である卓上面での協調 作業に特化した人物像提示方式を用いているため,三 次元物体に対する操作や三次元空間中の位置を指示す るといった,三次元的なインタラクションは未対応で あった. 我々は,図 1に示すような遠隔地にいるユーザが一 堂に会した作業空間表現の実現を目指している.この ような高度な遠隔協調作業の実現には,三次元的なイ ンタラクションが重要であると考え,本論文では,遠 隔協調型MRに立体的な人物形状表現を導入する取組 みについて述べる.データ量や処理速度の面で対面卓 上型作業に適した立体人物像の提示方式を提案し,作 業空間を三次元的に表現可能な遠隔協調型MRシステ ムを構築する.
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