Field test of densification method by means of controlled blasting as remedial measures against soil liquefaction

2007 
制御発破により地盤の締固めを行う工法の液状化対策への適用性を現場実験の結果をもとに検討し,設計法を提案した。現場実験は砂質土地盤・シルト地盤・埋立て地盤と三つの異なるタイプの地盤で行った。発破は数m間隔で設置されたボーリング孔内に単段または多段配置され,秒時差をつけて行われる。発破終了後地下水が地表に吹き出し,地表は沈下し,N値も増加するので液状化対策としての効果がある。沈下は発破直後で大きく,その後急速に収束するが,細粒分が多くなると収束まで数週間を要する。改良効果は単位体積当たりの火薬量に大きく依存し,発破秒時差,発破孔間隔などにも影響される。N値の増加は細粒分が多くなるほど小さくなるが,60%程度までの細粒分含有率までは液状化対策として適用可能である事を示した。さらに,1孔の発破の距離減衰より多段発破時の振動が予測でき,発破計画によって周辺への振動を低減できることも分かった。
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