LOCALIZATION OF AXISYMMETRIC BUCKLING PATTERNS OF CYLINDRICAL SHELLS UNDER CYCLIC LOADING

1996 
繰り返し荷重下の円筒殼の軸対称座屈モードの局所化現象による劣化挙動を理論的に検討した. まず, 2軸応力下の厳密な塑性分岐解析による局所化挙動の解析手法を提示した. つぎに, この手法を用い, 両端固定の円筒殻の局所化挙動を解析し, 繰り返し荷重下の最大耐力低下に対する構造パラメータ, 構成則の影響を検討した. この結果, 径厚比R/t, ならびに円筒殼の長さの半径に対する比L/Rが大きいほど局所化現象が生じやすく, 最大耐力の低下も大きいこと, また, 載荷サイクルの増加とともに構成則の差が耐力の劣化傾向, 変形モードにおいて顕著に現れることが明らかになった.
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