Morphological study of Chlamydia-infection diseases. 2 Ultrastructural study of Chlamydia-infected cell of the human uterine cervix.

1987 
Chlamydia感染が疑われた24例の子宮頸部生検組織を電子顕微鏡 (以下電顕と略) 的に観察し, 2例にChlamydia感染細胞 (以下CICと略) を検出した.1. CICは, 扁平・円柱上皮境界部の扁平上皮化生を示す部分の, 大部分は表層にまた一部中層に, 単独~小グループで認められた.2. CICの種類は, 化生細胞とみられる細胞のほか, 一部は扁平上皮, 円柱上皮またわずかに細胞質内管腔形成細胞であった.3. Chlamydia封入体は, 大部分核近傍の細胞質内にみられ, 形は類円形~軽度不整形, 大きさは約5~10μmで, 封入体の様子はChlamydiaのタイプにより差がみられた.4. CICの核質・細胞質は, Chlamydia封入体による核圧排以外, 著しい形態変化はみられない.5. 光学顕微鏡 (以下光顕と略) 的にChlamydia封入体とまぎらわしいと思われる細胞質内管腔が電顕的に多数観察された.
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