Introducing Regional Liaison Path for Hip Fracture at Saga Prefectural Hospital Koseikan

2011 
当院では平成18年4月より大腿骨近位部骨折に対して地域連携クリニカルパス(以下,連携パス)の運用を開始した.運用開始後4年を経過し,在院日数の変化などを調査した.対象は平成18年4月から平成22年3月までに当院を退院した大腿骨近位部骨折手術例451例(男性88例,女性363例,平均年齢81.0歳)で,連携パス適用の226例をパス群,パス適用外の225例を非パス群として在院日数を比較した.その結果,パス群26.5日,非パス群31.7日と有意差が認められた.術式による影響を考慮し骨接合,人工骨頭置換に分けて検討してもパス群で有意に在院日数が短縮していた.その理由として連携パスの使用により病院間の連携がスムーズになり,転院調整期間が短縮したことが一因と考えられる.
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