A clinical study of a comparison between ultrasonography and FDG-PET for detection of lymph node metastases in head and neck cancer

2009 
頭頸部癌においてリンパ節転移は重要な予後因子である。近年,FDG-PETが頸部転移リンパ節の診断にも応用されるようになった。頸部転移リンパ節の診断に対してエコーとPETを比較し有用性と問題点を検討した。術前治療を行わずに頸部郭清術を施行した頭頸部扁平上皮癌患者31例40側を対象とした。転移リンパ節の診断は,エコーで短径/長径≧0.5,かつレベルI,IIで短径≧7mm,レベルIII~Vで短径≧6mmとし,PETではSUV≧3.0とした。術前診断での正診率は,エコーで87%,PETで92%であった。術前後の病期診断を比較すると,N0とN2bではエコーとPETに差はなく,N1とN2aではPETの方が正しく診断できた。エコーは簡便な検査のわりに正診率は良好で即座にN分類を決定できる利点がある。PETはN1,N2aの診断に有用であった。両方の検査も限界があるため,両検査を相互補完的に利用することが望ましいと考えられた。
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