A CASE OF IDIOPATHIC PERFORATION OF THE GALLBLADDER

2006 
症例は79歳,女性.腹痛を主訴に当院受診.腹部単純レントゲン検査,腹部CT検査で右側結腸の拡張像を認めた.右上腹部に圧痛を訴えるものの,筋性防御は明らかでなかった.絶食点滴として経過観察した.しかし,徐々に腹膜刺激症状が明らかとなり,翌日に汎発性腹膜炎の診断で緊急開腹術を行ったところ,胆嚢体部に壊死と穿孔を認めた.胆嚢穿孔と診断し,胆嚢摘出術と術中胆道造影を施行した.摘出標本にて結石は認めず,胆汁にも感染を疑う所見はなかった.病理組織学的検査では胆嚢炎所見は乏しく,穿孔部位には膿瘍形成を伴う全層壊死像と微小血栓を認めた.以上から特発性胆嚢穿孔と診断した.
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