偏光分離素子及びその製造方法、並びに、当該偏光分離素子を備えた光ピックアップ、光デバイス、光アイソレータ及び偏光ホログラム
2006
偏光分離素子1は、基板2と、基板2上に互いに平行に等間隔で設けられた複数のリッジ状の凸部3とを備え、複数の凸部3に入射される光4を、回折によって偏光分離する。この偏光分離素子1は、入射される光4に対する凸部3の屈折率をn、隣接する凸部3間の間隔と凸部3の幅との和である格子周期をP、入射される光4の波長をλとしたとき、
1.6≦n≦2.2、かつ、0.6≦P/λ≦0.8
の条件を満たし、入射される光4を、磁場の振動方向が凸部3の長さ方向と同じであるTM偏光の0次回折光と、電場の振動方向が凸部3の長さ方向と同じであるTE偏光の1次回折光とに分離する。この偏光分離素子1の構成によれば、性能を高く維持しながら、格子高さ及びアスペクト比を低減することのできる偏光分離素子を提供することができる。
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