自己炎症疾患における IL-1 阻害療法

2011 
近年,周期性発熱を特徴とする炎症性疾患において,インフラマソームと呼ばれるタンパク質群の変異を原因とする自己炎症疾患の概念が確立され,IL-1 阻害療法のターゲットは関節リウマチから自己炎症疾患へと変わりつつある.また,これまでリウマチ性疾患に分類されてきた疾患の一部は自己炎症疾患へ組み入れられようとしており,IL-1 を標的とした治療には新たな展開が期待されている.
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